Makoto Kondo Works

Dinosaur Picture Book For iPad Version (2010年制作)

コンセプト

2010年5月、iPadが発売され、電子書籍への注目が高まる中、恐竜図鑑を電子書籍化したいと考えた。 図鑑というのは大きくて重い物が多く、電子書籍化するのに最適だと考え、iPadみたいにモニターの解像度が高い端末は、 図などのヴィジュアルイメージを表示する際に迫力があり、iPhoneではなくiPadで制作した。

プロセス

電子化された事で、恐竜の解説を画像だけでなく、動画で表示する事が出来るので、3DCGで恐竜をモデリングし、 アニメーションさせて解説動画を作成した。9.7インチタッチモニターを使った端末である為、ボタン等は操作しやすいように大きめにした。 開発にはXcodeを使用。GUI素材はPhotoshop、Illustratorを使用。動画編集にはAfter Effectsを使用した。

http://www.youtube.com/watch?v=rurx8f9aJiQ

作品画像
Makoto Kondo Works

StrongestCreatures DigitalPictureBook ForAndroid
(2011年制作)

コンセプト

Apple社のiPadの発売以降、翌年にはGoogle社がAndroidOSを本格展開し、 急速に普及した。このAndroidOS向け生物図鑑アプリは、タブレットデバイスを通して地球上で恐れられている生き物たちを 画像や映像で観る事ができる。 本アプリはその第一弾としてイリエワニをピックアップした。

プロセス

前回のiPad向け恐竜図鑑に続き、今回はAndroidOS向けに制作した。 iPadアプリに使用したプログラム言語Objectiv-Cとは異なる言語であるJavaを使用している点と、 Androidアプリならではの問題として端末ごとに異なる画面サイズに対応する為にマルチレイアウトを用意する事が問題として上がった。 プログラムに使用したソフトはEclipce、3DCG素材の作成には前回同様にLightWave9.6を使用した。今回よりZBrushによるスカルプトモデリングを導入した。

作品画像
Makoto Kondo Works

インタラクティブ立体映像 (2012年制作)

コンセプト

映画やエンターテインメントを通じて立体映像技術が一般浸透した。3DTVやディスプレイの普及により、 立体映像が身近なコンテンツになりつつある。本研究は、立体映像を従来の映画やアトラクションのようなエンターテイメント のジャンルにとどまる事無く、新しい映像表現形で提案でする事が出来ないかという観点に基づいている。 Kinectによるジェスチャー機能で立体映像を動かすギミックを搭載した。

プロセス

立体視撮影はLightWave3D elevenを使用した。レンダリングした画像のコンポジットにはPhotoshopCS4を使用した。 3Dテレビで表示できるように右目用、左目用それぞれの映像をトップアンドボトム方式で、1940×1080pxに圧縮した。 またクロストークを軽減する為に派手なコントラストも控えるようにした。

作品画像
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ARコースキャラクター (2010年制作)

コンセプト

2010年の7月に名古屋造形大学のオープンキャンパスにて、 デジタルメディアデザインコース(情報デザインコース)のプロモーションとしてデジタルメディアを体験するカフェ「Digi*Cafe」を 運営する事が決定した。その出し物として、「ARテーブル」を制作した。 テーブル上のARマーカーをカメラで読み取るとテーブル上をコースキャラクターである「あ!くん」「キープリン」「モニタさん」が 動き回るというもの。

プロセス

LightWaveで3DCGで各キャラクターをモデリング。Windowsソフト、 メタセコイアのプラグインでボーン等のアニメーション設定を行う。 フリーソフトMikuMikuDanceで各キャラクターのアニメーションを作成し、ARマーカーで表示する。 ARはリアルタイムレンダリングの為、各モデルはローポリゴンで制作した。

作品画像
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Tyrannosaurus rex 3D (2012年制作)

コンセプト

2012年の研究テーマに立体映像を選んだ。心地よい立体視を探求する為にサンプルとなる動画を用意する必要があった。 3DCGでのモデリングスキルの向上も踏まえて以前モデリングしたティラノサウルスに再挑戦する事にした。 立体視では細かいディティールも重要な要素となる。そこで、ZBrushでディスプレイスメントマップ、ノーマルマップなどを作成し、 2週間の時間内で可能な限りディティールを追求した。

プロセス

ベースモデリング作業をLightWaveで行い、ディティール付けをZBrushで行う。GoZで再びLightWaveへ戻り、 Layoutにてリギングを行った。筋肉の盛り上がりなども可能な限り表現した。リギング終了後、アニメーションを付けて、 LightWaveLayoutを使用してステレオ撮影を行った。

http://www.youtube.com/watch?v=pIGTCly9SkI

作品画像
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ヤドクカエル (2012年制作)

コンセプト

三種の色鮮やかなヤドクガエルをモデリングし、立体視レンダリングしたもの。 ネットで色鮮やかなヤドクカエルを観た際にその美しさに魅了された事をきっかけに制作した。

プロセス

モデリングはベースモデリングをLightWaveで作成し、 細かなディティールはZBrushでスカルプトモデリングを行った。そのため、 ベースモデリングの段階ではディティールを作り込むよりもサブディヴィジ ョンをかけた際になるべく密度が均等になるように意識している。一方で目元など作り込みを行う部分はポリゴンの密度を上げている。 スカルプトしたモデルはディスプレイスメントマップとバンプマップを出力し、 LightWaveLayoutにてリギング、ポーズ付けを行い立体視レンダリングを行った。

作品画像
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スピードスカルプティングモンスター (2012年制作)

コンセプト

ZBrushアーティストのKoji Tajima氏の講演動画に感化されて制作したもの。

プロセス

モデリングは全てZBrushで行った。レンダリングはライティングやカメラワークなどの細かい設定が付けやすいLightWave Layoutで行った。 スカルプトモデリングに費やした時間は約4時間。レンダリング画像はRGBの他にシャドウ、ディフューズ、デプス、アルファに分けてレンダリングし、 Photoshopにてコンポジットを行った。

作品画像
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イリエワニ (2012年制作)

コンセプト

図鑑用に制作したイリエワニをPhotoshopでコンポジットする為に素材別にレンダリングした。GIレンダリングなども用いており、 よりフォトリアルなイメージを目指した。

プロセス

LightWaveで作成したベースモデリングデータを元にワニのウロコなどの細かいディティールをZBrushで作成している。 作成したディティールはディスプレイスメントマップで書き出し、LightWave Layoutでベースモデルに適用する。

作品画像
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MonsterHead (2014年制作)

コンセプト

日本を代表する怪獣王にインスパイアされて制作したモンスターヘッド。

プロセス

ZBrushでスカルプトしてzremesherでリトポロジーした。リトポロジーしたメッシュはMODOで編集し、各種テクスチャを貼付けてサブサーフェイススキャダリングを設定してレンダリング。 MODOでレンダリングした画像をPhotoShopでコンポジットした。

作品画像
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近藤 真琴

MakotoKondo

1988/4/21 愛知県生まれ

SF映画をこよなく愛する。 幼少期に映画「ジュラシックパーク」を観て以来3DCG映像に魅了され、中学生の頃に映画「イノセンス」や「マイノリティ・リポート」を観て、近未来インターフェースに魅了され、2008年、名古屋造形大学デジタルメディアデザインコースに入学。在学中はスマートフォンアプリ開発、3DCG、Webデザイン、グループ制作でのメディアアート作品の制作・展示など幅広い分野で活動する。 大学在学時に映画「アバター」を観て立体映像の制作に感銘を受ける。2012年、同大学、大学院に進学。「立体映像コンテンツの社会的利用」を研究テーマに在学中。

makotonkonkon@gmail.com

My Skills

3DCG Modeling / 3DCG Animation / Web Design / Application Desing

Use Applications

PhotoShop / Illustrator / InDesign / AfterEffects / LightWave3D / ZBrush

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